「自分を変えたいけど、コーチングとカウンセリングどっちを受ければいい?」と迷っていませんか?
コーチングとカウンセリングは一見同じように見えます。
しかし、アプローチ方法などが違うので、向いている人も違うんです。
せっかくお金と時間をかけるなら、自分の状況にあったほうを選びたいですよね。
そこで今回はコーチングとカウンセリングの違いを紹介します。
違い1.アプローチ
コーチングとカウンセリングは重視するポイントが違います。
コーチングでは対話を通して、あなたにゴールを達成するための戦略を考えさせ、自分自身で答えを見つけることをサポートします。
一方、カウンセリングでは悩みや困りごとについて話してもらい、思考の癖や本当の気持ちなどを気付かせて、内面を変えていくことをサポートします。
具体的な改善策を考えたいならコーチング、モヤモヤした気持ちを言葉にしたいならカウンセリングが向いています。
違い2.視点
コーチングとカウンセリングでは視点が違います。
コーチングは未来に向けて行動を変えるために、目標やゴールを設定します。
現在と未来のギャップをハッキリさせ、「どうしたら夢を実現できるか?」を考えるのです。
カウンセリングは過去に起きたトラブル・問題を振り返り、不安を解消します。
例えばトラウマは忘れたくても忘れられない苦しさがありますが、ひとりで抱え込まずにカウンセラーと話すことで心が軽くなります。
一歩を踏み出したいならコーチング、その前につらい過去を振り返りたいならカウンセリングを選びましょう。
違い3.目的
コーチングとカウンセリングは目的が違います。
コーチングはゴール達成のために、あなたの持っているチカラや可能性を最大限に引き出します。
「何をしたいのか?」「そのために何をすればいいのか?」を一緒に考えるのがメイン。
一方カウンセリングは問題を抱えている心理状態を安定させます。
- うつ病
- パニック障害
- 強迫性障害
- PTSD
- 摂食障害
- 不眠症
などの場合には認知行動療法が効果的だと言われています。
自分を成長させたいならコーチング、心を癒やしたいならカウンセリングがよいでしょう。
まとめ:コーチングとカウンセリングの違いを知った上で選ぼう
今回はコーチングとカウンセリングの違いを紹介しました。
- 違い1.アプローチ
- 違い2.視点
- 違い3.目的
自分自身を変えるという意味では似ていますが、アプローチ方法などが違います。
そのため、自分を素早く成長させたいならコーチング、自分の強い不安を解消させたいならカウンセリング、と向いている人も変わります。
「コーチングとカウンセリング、どっちにしよう?」と迷ったら参考にしてくださいね。